音で勝つ! その②スプラトゥーンにおすすめのイヤホン、ヘッドホン(ヘッドセット)

(03/31/’18更新)

前回はサウンドプレーについて説明していきました。
読んでいない人は下の緑文字をクリックすると記事に飛びます。事前に読んでおくことをおすすめします。
サウンドプレーって何?


今回はサウンドプレーにどんな物を使えばいいかしっかり理由つきで説明していきたいと思います。

イヤホンやヘッドホンを使うとプレーしやすくなるの?
ってよく聞かれます。

ええ、もちろん!
ゲームにあったのを使えば有利にプレイできますよ!と答えています。



 

まず、イヤホンやヘッドホンなどを使うと自分の周りの環境音を遮断できるため、ゲームの音だけに集中できます

それだけでもかなりメリットがありますが、音を聞き分けやすくする機材を使えば、
ゲーム内の音を拾いやすく敵にすぐ気づくことができます

これかなり有利です。
目に映っていなくて敵を発見できたりすることはシューティングゲームではよくあります。

 

じゃあ、どんなものを使えばいいの?という事になりますが、
それにはスプラトゥーンの音環境をしっかり把握しておくことが重要です。
なぜなら他のシューティングゲームとはちょっと環境が違うのです。

 

スプラトゥーンと違い、実は他のシューティングゲームのほとんどにBGMはありません

これにはちゃんと理由があって、音楽などのせいで敵の足音などの音が聞こえにくくなるのを防いでいるんです。
スプラトゥーン人気に大きく貢献している軽快なロック調の音楽ですが(私も大好きです)、けっこうボリュームも大きめで低音もガンガン効いてて正直敵の音などを聴くのには邪魔になってしまいます。

有名なPUBG(Player unknow battle ground)というゲームにこのような音楽があったらおそらくほとんど足音は聞こえないでしょう。
PCのFPS上級者になるとほとんどが足音などの音情報を頼りに見えない敵を探しているので、これではかなり厳しいです。

では、スプラトゥーンは効果音が全く聞こえないのかというとそうではないですよね。
他と比べると聞きにくいほうですが、それでもそれなりに聞こえます。

実はスプラトゥーンの効果音は中音や高音の割合が高いんです。

メインウェポンとボムの爆発以外はほとんどが中音以上の高い音で作られています。
低音が強いロック調BGMがあっても少しでも聞こえるようにとの配慮ではないかと筆者は推測しています。

逆に他のシューティングゲームだと銃撃音や爆撃音、足音を聞くので重要な情報のほとんどは重低音です。
ここが他のシューティングゲームとの一番の違いです。



まとめると、

 

・BGMが大きくゲーム内の効果音などが聞きにくい
・効果音に中高音が多い

 

これらがスプラトゥーンの音環境の大きな特徴です。
これらの特徴を考慮した上で適切な音楽デバイスを使う必要があるのです。

 

スプラトゥーン用のヘッドセット等を選ぶときに絶対に外せないのが

音の解析度が高いこと

音の解析度とはどういうことかというと、一つ一つの音がそれぞれ分かれてハッキリ聞こえ認識できることということです。

 

ゲーム内では様々な音が混ざり合いますし、スプラトゥーンにはロック調のBGMまであります。
解析度が高くないと音がかなり交じり合うこのゲームで音を聞き分けるのは難しいのです。

実はイヤホンやヘッドホンにも様々な特徴を持ったものがあり、音が混ざり合って聞こえるようにわざわざ作ってあるものもありますし、安いイヤホンだとそもそもそこまでこだわって作っていない場合があります。
聞く音楽ジャンルでもヘッドホンの特徴は全然違いますし、録音用技師が音を確認する用にカスタムされたような特殊なものをあります。

そのなかで、音の解析度を売りにしているようなものを選ぶとスプラトゥーンなどでは使いやすいです。



次に、「バランスよく全ての音階を拾うもの」ということ。

音階とはドレミファソラシドの音の階段のこと。
ヘッドセットのほとんどはFPSなどをプレイすることを想定しているので、だいたいは低音をうまく拾えるようになっているようなものが多いです。

これではスプラトゥーン向きとは言えません。

低音に偏ったものではなく、全体の音階をバランスよくきれいに聞かせるようなものが望ましいです。
また、低音の効果音もそれなりあるので、低音が弱くてもいいということではないのです。

 

ヘッドホン(またはヘッドセット)とイヤホンどっちがいいの?
って聞かれることがあります。

正直に言いますが、音に関しては基本的にイヤホンでできることは全部ヘッドホンでできます
イヤホンは小さい中に無理やりにでも機能を入れこまないといけませんが、ヘッドホンにはサイズの余裕があります。
音を出す装置のドライバーも大きく複雑なものが使えます。
一概には言えませんが、1万円近く使うならヘッドホンやヘッドセットのほうが基本的には機能が上です。

それなりに予算があるのならヘッドホンがいいですが、イヤホンにも利点はあります

・安くてもそれなりに良いものが多い
・夏などの暑い時期に快適
・携帯しやすい

などの点です。
また、ヘッドホン型だと使用後どうしても髪がぺしゃんこにつぶれてしまいます。
イヤホンだとその心配がありません。
わたしもイヤホンとヘッドセットなどを用途に応じて使い分けています。

 

イヤホンの説明を少しすると、イヤホンにはダイナミック型BA型(バランスドアーマチュ型)という二つのタイプがあり、ほとんどのイヤホンはダイナミック型です。


この二つのうち、BA型」がスプラトゥーンには向いています

BA型は補聴器などにも使われる技術を元にしています。
小型化が可能なことから鼓膜の近くにドライバ近づけることができるので、中高音の繊細で高い解析度の聞き取りやすい音を作ることができます
逆に低音が弱点。普通はこれを補うには補助のドライバーを入れる必要があり低音強めの物は値段が高くなってしまう傾向があります。

スプラトゥーンの音対策としては、
「BGMの低音のガンガンするのを抑えつつ中高音の効果音をきれいに聞く」
なので、BA型の特徴が実はぴったりです。

スプラ用なので低音補強型をわざわざ買う必要もないのです。
もともと音の解析度が高いので、音が混ざった中での聞き分けにも向いています。

 

以上前置きが長くなってしまいましたが、これから以上の点を考慮して、
私がいろいろ試してきた物の中から現在のメインをイヤホンとヘッドセット1つづつ紹介します。
もちろんスプラトゥーン用に選んで使用しているものです。

 

個人的には予算1万近く出すならヘッドホンなので、それ以下でおすすめはこれです。
エレコムのステレオイヤホン Knowles社製バランスド・アーマチュア型 EHP-BS100


5000円ほどで買えるBA型でしっかり使えるのはこれ以外なかなかないです。
普通は8000円以上します。

他に該当するBA型がなくて消去方で買ったのですが、意外なほど当たりでした。
他のイヤホンと比べると音がそれぞれ分かれて認識しやすく、聞き分けに向いています。
1万円以上のダイナミック型では聞き取りにくかった小さな音も聞こえることがよくあります。
低音にも強いKnowles社のドライバーを搭載しているおけげでBA型の欠点と言われる低音も弱くはありません。

switchを外に持っていくときと、人に会う用事がある前にゲームするときはこれを使うことが多いです。(髪がつぶれなくて済むんです)中高音に強いので、乱戦でも死角からボム投げてる敵がいてもピューって音がはっきり聞こえます。

欠点としては、このイヤホンはケーブルがこすれるとタッチノイズを出しやすいので、風が強い屋外での使用に向かないことです。
衣服とこすれるとはっきりタッチノイズ音を拾ってしまいます。
付属のクリップで衣服に止めるなどの対策が必要です。

*どのイヤホンにもいえますが、しっかりとエイジングを行ってください。数日使うことで本来の音になります。

 

耳の形が合わないと音がもれてしっかり聞こえなくなるし疲れたりします。
付属のイヤーキャップが合わない人は耳の形に合わせやすいウレタン系のパーツを使うと耳に合いやすくなります。

わたしが使ったのは下の物です。
やわらかくて耳の形に合わせてくれるので、環境音をしっかり遮断してくれます。
多少音が変わってしまいますが、長く使っているとこすれて耳が痛いとか疲れるというのがかなり緩和されました。
(*他のイヤホンでイヤーパッドが合わずにウレタンパッドを使った時の経験談です)

ゲーミングイヤホンもいくつか販売されていますが、これらはFPSシューティングゲームなどが対象で低音を大きく拾うものが多く、スプラトゥーンで試してみましたがなかなか合うものがありませんでした。
ダイナミック型でも中高音の解析度が高いものもありますが、1万円以上するものがほとんど。
それならヘッドセット等買ったほうがいいかと思っているので今回は省略します。

 

続いてはヘッドセット編です。
ヘッドセットはいくつも試してきましたが、自信を持って勧められるのは高性能で話題の新作のこれ。
このロジクールG433は今のわたしの一番の相棒です。

ゲーミング用に特別に設計されチューニングされた物なので音の解析度がかなり高く、音が混ざっていてもハッキリとそれぞれ聞き分けることができます。
音がとてもクリアです。
すでに世界中の多くのプロゲーマーが採用していて、スプラトゥーンの有名強豪ゲーマーにも愛用者が何人もいます。

 

G433はバランスよく音を拾うのでどの音階でもきれいに認識できます
この点もすごくスプラトゥーンには重要です。
他のFPS用が多いヘッドセットだとどうしても低音に偏りがちだったりしますが、G433ならその心配はいりません。

それでいて低音が弱いと感じないのがすごいですね。

解析度がとても高いおかげで、イカの潜伏音から見えていない敵の銃撃音までハッキリ聞こえます。
敵が見えてなくても迎え撃つ準備ができるのです。
0.01秒を争うシューティングゲームでこの準備できる余裕はかなりの武器です。

音をきれいに拾ってしまうので、まるでレーダーで360度敵を探し出すようなことができてしまいます
どこからどの武器が来ているか音でだいたいわかってしまいます。

「なんで来るのがわかったの?」とわたしに反撃されて負けたフレンドに言われるなど、
「正直これ有利だな」と感じることが多いです。

 

また、普通のゲーム用ヘッドセットは音楽を聴くようにはできておらず音楽再生ではかなり劣ります。
G433は違います
ここも革命的なヘッドセットと言われるところ。

なんとG433は音楽を高音質で聴けるようにメーカーが入念にチューニングしていて、特にロック系やポップ系の音楽と相性がいいです。
そのためスプラトゥーンの音楽も快適に聞けます。ここはスプラファンにはたまらないですね!

実はG433の販売開始時期はスプラ2の販売時期ととても近くて、「ロジクールはスプラ用に作ったのでは?」と筆者はかなり疑っています。
そして、わたしが知る限りswitch対応と書いた最初のヘッドセットと記憶しています。これロジクール確信犯でしょう(笑)

何しろスプラ2発売間際までずっとヘッドセットめちゃくちゃ調べまくっていましたからね。
まあ状況証拠しかないのですが・・・

また、PCが必要ですが、公式サイトからダウンロードしたソフトで音の調節もできます。私の場合、効果音を聴きやすいように低音を少し絞って中高音を多めに拾っています。

それとこのヘッドセットはビックリするほど軽い
普通は重さで頭が痛くなることを覚悟するのがヘッドセットなのですが、G433は本当につけてるのを忘れるぐらい軽い。
これがどれくらい軽いか数字を出してちょっと説明させてほしい。

ほとんどの有名メーカーの物が軽く300gを超えるのが当たり前。
320g以上などざらにあります。
布などを使い重さを削りに削って超軽いと言われているFPSで有名な某ヘッドセットでも280g
標準より20g軽くて超軽いと言われてる世界です。

で、G433の重さはというと驚きの259g
なんとさらに20g軽いし普通のと比べると40gも軽い。
しかしながら、G433は伸縮性の高い強化プラスチックとスチールをボディーに使って耐久性は相当抜群なのに関わらず軽量化を実現してしまっている。
公式動画を見ればわかるが、かなりグネグネしても大丈夫な強くしなやかな作りです。

おいおいっ壊れちゃう!
と思ったら、ちゃんときれいに元に戻ってるんですよね。
さすがに圧倒的な技術力を感じずにはいられない。
きっとビックリすると思うので下の緑字のリンクからぜひ見てほしいです。

G433公式動画

 

G433の特徴的な外観なのですが、なんと耳回りのパーツ全体をスポーツ生地で覆っています。
デザイン的にもすごくかっこいいのですが、これちゃんと機能を考えて作ってます。
この生地のおかげで汗をかいてもべた付きにくいようになっていて、夏場でも他のヘッドセットと比較するとかなり快適です。

他のはプラスチックとかだから夏場は汗がベタベタついちゃってとても衛生的とは言えないんです。
手で触るとドンドン汚れてしまうんです。
でもG433ならずっとサラサラ。手で触ってもサラサラ。
ありそうでなかったアイデア。よく考えたなって思いました。

 

耳に直接触れるイヤーパッドはメッシュとマイクロファイバーの2種類ついてて取り換え自由。
どちらもやわらかい素材なので眼鏡したままでも問題なく使えます
わたしもメガネつけてかなりの長時間プレイしてますが、まったく違和感ございません。

 

しかもこのイヤーパッドパーツはなんと取り外して洗うことができるのです。
ちゃんと汗をかくことを想定して作られているのがわかるでしょ?
ヘッドホンはどうしても蒸れてしまうので、衛生面を考えたありがたい配慮だと思います。

どうしてもメッシュタイプのスポーツ生地が合わない人はやわらかめのマイクファイバーに付け替えるといいです。
私の場合、最初はスポーツ生地が合わないなと思いましたが、ちゃんとフィッティングして頭の形に合わせるとスポーツ生地がむしろ快適になりました。ここすごく大事です。
普通は蒸れやすくベタベタするヘッドセットなのにG433は夏場でもサラサラ快適。本気でありがたいです。



耳当て部分はごらんのとおりきれいに取り外せて洗える。
指がこんなに入りこむほどソ
フトで耐久性抜群なので側頭部への負担がほとんどない。
しかもスポーツ生地でおおわれているので汗がこもりにくく快適。
イヤーパッド内部のクッション素材も通気性抜群です。

 

耳当て部分が横にも動くので、かなり自由に調節可能。
いろんな人の頭のかたちに合わせることができます。
一部に圧や重さがかからないように調整すると音漏れも少なくなるし音質は上がる上に快適に使えて疲れが減ります。

フィッティングは念入りにやるのがいいです。

イヤホンでも注意書きをしましたが、
どの音楽デバイスでもエイジングは不可欠です。数日使い慣らすと本来の音が出ます。
G433も最初はやや硬めの音がでますが、数日するとかなり変わりますよ。
ヘッドホンとかイヤホン買うなら初日でブーブー言っちゃだめですよ!

 

 

ヘッドセットのマイクはどのメーカーも予算削るために粗悪なものも多いんです。
この辺は企業の資金力や体力、技術力と経営姿勢が分かりやすく出ます。

このマイクにかける予算を削って値段落とすパターンがよくあります
ぶつぶつ音が切れるノイズの乗った質の悪いヘッドセットマイクが多いこと多いこと。
1万円以上のヘッドセットでも本当に多いんです。
売ればいいや、聴こえればいいやって思ってるのかなぁと思うと悲しくなります。
有名人つかって高い宣伝広告費かけるならマイクまでちゃんとしてよって言いたくなるんですよね・・・・。

そこは精密機械大国スイスのデバイス大手ロジクール。マイクも一切手抜きしてませでした!
(ってかこれがほんとは普通であってほしいんだけどね・・・)
わたしも通話対戦をかなりやってますが、音切れやノイズで文句言われたことは一度もないです。
以前、わたしの音声は他の人より通話音量下げても聞こえるし音質良いよと言われたことがあります。それだけ他より良いのでしょう。

マイクは着脱式なので、持ち歩いて音楽を聴くときは外すことができます。
音楽でもかなり優秀なヘッドホンになってくれるので、マイクが外せるのはすごくありがたい。
他のゲーミングヘッドセットはいかにもゲーム用!って感じで、外では使いずらいですけど、G433はデザインがとがってないので持ち歩いても違和感ぜんぜんない。
シンプルでスタイリッシュなのでおしゃれな音楽用としか思われないでしょう。

色はの3色。
ロジクールの企業カラーが青なので、赤いヘッドセットが選べるのはG433がはじめてみたいですね。
*ちなみに筆者はしぶい黒をチョイス!めっちゃ迷いました(笑)

 

もうこれだけ筆者が熱く説明できるくらいなので、いかに性能が良いかさすがにお分かりいただけたかと思います。
そして、これだけ高性能のヘッドセットをこの価格帯で提供しているのがすごいんですよね!
良いものを適正価格で提供しようという企業努力を感じます。
わたしもすっかりロジクールファンになってしまったくらい衝撃のヘッドセットでした。
それまでは他社のつかってましたけどもう戻れない。
とことんスプラ向きなので手に取って使い倒してほしいです。



余談ですが、音の聞き分けに関してはモニターヘッドホンが一番性能が良くコストパフォーマンスも高いです。
レコーディング技師が使う音のチェック用のヘッドホンのことです。
じゃあなんで紹介しないの?って思いますよね。
実はこれ長時間使うのにはハッキリと向いていません。
音が素直すぎて聴いていて疲れるというのと、作り自体が長時間使い続けるようにはできてないのでさらに疲れるんですよ。
そういうわけで、今回は省略しています。

(03/31/’18追記)
最近私の友人のレコーディングエンジニアに相談したところ、スプラトゥーン向けのとても高性能のモニターヘッドホンを紹介してもらえました。

気になる方はこちらから→音で勝つ! その⑤音のプロ御用達の聴き分け最強モニターヘッドホン編オープン型

 

*その③、④は下の緑の文字をクリックすると飛びます。合わせて読んでみるとおもしろいです。
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