音で勝つ! その⑤音のプロ御用達。サウンドプレイ最強のオープン型モニターヘッドホン編

音で勝つ! その⑤音のプロ御用達。サウンドプレイ最強のオープン型モニターヘッドホン編

(04/10/’18更新)
今まで色んなヘッドセットやイヤホンを紹介してきました。

今回は純粋に音を聞くという分野を突っ込んでみました。
もちろんスプラトゥーンサウンドプレイやりこみ勢向けですよ!

録音技師の人などが音を確認するときに使う業務用ヘッドホンがあり、モニターヘッドホンと呼ばれています。
実はこの音で勝つシリーズのその②の最後で少しモニターヘッドホンにも言及しているんです。
ゲーミングヘッドセットなどが今ほど充実する前はこのヘッドホンを使うゲーマーもかなりいました。
今でも使ってる人は使っています。プロでも時代に関わらず一定数かならずいるくらいです。



このモニターヘッドホンは音を聴き分けることを目的に作られているので、単純な音を聞くという作業にかけては抜群に威力を発揮します。
また、音を重ねて聞いてもそれぞれの音を聞き分けやすくなっていて、かなりゲーム向けというかスプラトゥーン向けと言えるでしょう。
何しろスプラトゥーンには音量の大きなBGMがあって、さらにゲームの効果音があるからです。
この辺はこちらの記事にくわしくまとめています→音で勝つ! その②スプラトゥーンにおすすめのイヤホン、ヘッドホン(ヘッドセット)

いろいろスプラトゥーンに向いてそうなモニターヘッドホンを探していたのですが、レコーディングエンジニアしている友人に相談したところDT990PROというレコーディングプロ用の業務用ヘッドホンを勧めてくれた。

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やはり当然と言えば当然ですが、圧倒的に音質が良いのが率直な感想です。
そしてあまりの音の解析度に驚きます。

スプラトゥーンのありとあらゆる音がめちゃくちゃハッキリ聞こえるんです。

じゃあ今までなんでモニターヘッドホン使わなかったの?
って思うと思いますが、ちゃんと理由があったんです。
最初にも言ったように、モニターヘッドホンは名前で分かるように音楽を聴くのが目的でなく、音をはっきり分けて聞き分けるのが目的です。
音のかたまりというかハーモニーといいますかそういうのではなくて、個々の音です。ここがポイントですね。

そのためモニターヘッドホン越しに音を聞くと、原音に忠実というか、音があまりに素直すぎて長い間聴いていると疲れるんです。
普通他の音楽用のヘッドホンなど耳になじむ音になるように仕上げてあるのです。
これはゲーミングヘッドセットなどにも言えます。

またゲーム仕様ではないため、ガチゲーマーのようにすさまじい時間使い続けることは前提とされていません。
作りとかがゲーミングヘッドセットとかと比べると重かったり硬かったり疲れやすい印象が強いです。

で、こういう事を友人に伝えたところ、DT990PROならいけるよ!との返事が。
理由は以下の通りです。

 

・音質がとても良い(解析度が高い)
・定位感がよいのでシューティングゲーム向き(左右方向と遠近感覚がしっかりしているので、音と自分との距離や音の位置がわかる)
・モニターヘッドホンの中でも比較的疲れにくい音を出す →音楽などでも聴きやすい
・高音をはっきり出す →スプラトゥーンの効果音を聴きわけやすい
・オープン型(完全密閉してなくて外の音も若干聞こえるし、こっちの音も外に少し聞こえる)のため音の抜け具合がよく疲れにくい
・オープン型なため、音の層がわかりやすくより自然な音が聴きけるため効果音なども聴き取りやすい。
・イヤーパッドがやわらかく、ヘッドバンド等の側圧がきつくなくてメガネをかけて長時間でも頭が痛くならない。重さも比較的軽い。
・老舗ドイツ音響メーカー&ドイツ現地生産で信頼の品質。そういうのなんかかっこいいし。(普通は中国生産が多いんですって)

だそうです。最後のがなんか説得力あった!(笑)

 

で、実際にガチマッチ潜ってみたら、本当におそろしいくらい音をきれいに拾います
定位感なんかもばっちりで、特に遠近感がすごいです。

普通は音が鳴ってそれがどの武器で、どういう行動しているかくらいわかれば上出来です。
というかそれも難しいスプラの音環境向けとは言えないのがほとんどです。だって普通はFPS用だったり音楽用ですからね。
要するにそれがハッキリわかればかなり優秀なヘッドホンの部類です。

ところが、このヘッドホンはそのさらに上をいきます。
音の距離感の再現具合が半端なくて、どのくらい離れているか本当にわかってしまうんです

これには正直おどろきました。ここまで再現するのかと・・・・
映画なんかを見てると、歩いている足音が聞こえたりしますが、このヘッドホンで聞くと「おお、徐々に右奥から近づいてる!」っという微妙なニュアンスの音もわかります。
左右の音の出し具合もこれまた再現性高くて、だいたいどの位置でどのくらいの距離で、どういう行動しているという情報が音かなかなり正確に把握できます。

しかも音がおそろしくクリアに聞こえてくるので、音が微妙で今のどっちだろうってのがまずありません
普通はゲーム中色んな音が混ざっているので、こういうことがよくおきます。
この辺がシューティングゲームやりこみ勢ならアルアルだと思うのですが、そういうのが無いくらい純粋に音を再現しています。
原音に忠実なモニターヘッドホンのプロ用おそるべしです。

そしてけっこう大音量にしてもそれぞれの音がかなりわかりやすく判別できます。
高音をはっきり出すタイプなのでイカの泳いでる音なども大きなBGMに隠れないのでかなりわかります。

単純な音の認識だけならわたしの持っているゲーミングヘッドホンたちよりも上だと思います。
G433も相当聴き分け能力が高いのですが、それくらいこの能力に関してDT990PROの能力は相当なレベルです。
さすがプロ用の業務用といったところでしょうか。

以外だったのが、ヘッドホン自体の着け心地がとてもよかったこと。
イヤーパッドの部分はマイクロファイバー製でものすごく肌触りがよくつけてて気持ち良いです。
ヘッドホン自体の側圧があまりないので、頭が痛くなることもないし、
オープン型のおかげで熱がこもることがなく、非常に快適です。

 

一応気になりそうなところもちゃんと書きます。
今のメインのヘッドセットがロジクールのG433なので、それとの比較になります。
G433が業界でも屈指の軽さなので、それと比較するとやはり少し重いです。
ただし、とても重いとかではないので、普段使っている分には問題なく快適です。あくまでも比較ですね。

それと、オープン型のマイナスな部分ですが、自分の聴いている音が外に少し漏れるので、公共の場での使用には向きません
電車の中などで使ったら周りの人は微妙な音漏れが気になってしまうでしょう。

あくまでも家限定で使うほうがいいでしょう。

これは好みの問題だとは思いますが、外の音も少し聴こえます
外部の音を遮断して集中したい人は気になる部分かもしれません。

普通の声量だと横にいる人と普通に会話できるくらいの音が聞こえます。
クローズ型だと周りの音が全く聞こえないので、良くも悪くも周囲から孤立しますが、オープン型はつけていても周りとやりとりできます。

音に関してですが、やはりモニターヘッドホンの素直な音なので、さすがに3時間ほど使うと音に疲れます。
少し休憩すれば続けられるのですが、ちょくちょく耳の休憩がほしいです。
いくら音を聴きやすい方だとは言え、この辺はゲーミングヘッドセットが強いですね。
ただし、サウンドプレイをしようと思った間違いなく最強だという事ははっきり言えます。
オープン型なので音場(音の空間)が広く、空間の再現能力が高いため音の鳴っている位置関係を正確に認識できることと、
モニターしやすいように原音を正確に聴かせてくれるからです。

また、ヘッドホンプラグはスイッチの3.5mmイヤホンジャック対応ではないので、ステレオ標準から3.5mmに変換するアダプタが必要です。

また、ケーブルが3mありますが、スタジオなどの狭い場所で使う前提なので、ストレートタイプではなくカールタイプなのでまとまっていてすこし重く感じます。
ケーブルはこんな感じです。

このケーブルはリケーブルできないので直線タイプにしようと思ってもできません

ストレートタイプが良い人はストレートタイプの同型があるのでこちらから↓

わたしはアンプを使っていますが、スイッチから直で音を取りたい人はポータブルタイプのものがあるので下のリンクのがおすすめです。


このタイプはイヤホンジャックが3.5mmステレオミニジャックなのでそのまま挿せます。

ちなみに私が使っているアンプはこちら
本気で音を徹底的にこだわるならもっと値段の高いパワーの強いアンプを検討してもいいと思いますが、
ゲーム用ならこれでも十分だと思います。音量も申し分なく出ます。


このアンプで好きな音階の量も調節できるので、スプラトゥーンのBGMを抑えてゲーム効果音を聴くために低音を絞るなどしています。
PCからの音とゲーム機からの音も手元のダイアルで簡単に素早く調整できて便利。
音の設定も4つ仮登録でき、手元のボタンとPCの両方で簡単に切り替えできます。
わたしの設定はこんな感じ。
ただ、このヘッドホンは低音出してても他の音もかなり聴こえるので、もっと低音出してもいいかも。

スイッチから下のHDMI音声分配器を使って音を光デジタルでわけてこのアンプにつないでいます。


このつなぎ方や設定などの詳しい内容はこちらの記事から→音で勝つ! その④簡単にできる音質改善からガチ装備まで

もしパワーのあるヘッドホンアンプに興味がある方はこの辺ならいいでしょう。
Sound Blaster E5のほうはポータブルタイプになります。

音の世界は奥が深いです。
もっともっと勉強して楽しんでいきたいですね。