初心者がマウスとキーボードに慣れるには コンソール勢からPCゲーマーへの道

初心者がマウスとキーボードに慣れるには コンソール勢からPCゲーマーへの道

PCゲームはじめたけどマウスとキーボード操作が思うようにならずやめてしまうという人が意外と多いです。

たしかに初めて使う人には少し難しく、慣れていないとうまいように操作できません。
慣れ親しんだコントローラーに戻りたい気持ちはよーーくわかります。

 

今回は、

なぜマウス&キーボードでやるのか

どうやったらマウス&キーボード操作になれやすくなるか

について書いていきたいと思います。

 

 

 

まず最初に、

1.なぜマウス&キーボードでやるのか

 

答えは非常にシンプルかつ簡単です。

 

ものすごぉぉーーーく強いからです!

 

簡単に特徴を上げると以下の通り。

できることがかなり増える
圧倒的に正確で速い

 

もう比べるまでもないくらいマウス&キーボードのほうが有利なんです。
ですからプロゲーマーでマウス&キーボードを捨ててコントローラー(パッドとも言う)に戻る人はいません。
競争の激しい実力社会のプロゲーマーたちの大会において、コントローラーではまず勝てないからです。
※例外的に格闘ゲームだけはアケコンやパッドが多数派。

 

要するに、慣れてしまえばマウス&キーボードのほうが操作が簡単になり、かなりやりたいことができるようになるということです。

 

はじめて三輪車に乗って、次に自転車。

これと似たような流れだと思います。

自転車でも最初は練習が大変です。
操作がうまくいがずコケることも多いでしょう。

しかし、慣れたらこんなに遠出できるのかと思うくらい行動範囲が広がります。
できることもかなり増えます。高度なバイクテクニックを披露することだってできるでしょう。

ここまでくると普通はもう三輪車には戻らないと思います。

 


それくらいマウス&キーボードは優秀なのです。

しかもPCゲームはすべてのスペックと性能が家庭用ゲーム機よりはるかに上です。
もしかしたら三輪車と自動車くらい違うかもしれません。
そのくらい差があります。

 

それでは説明していきましょう!


 

まずはマウスから。

 

 

コントローラーと比較してまずエイム力にはっきりと差が出てきます。

マウスは狙ったところに素早く正確にエイムを合わすことができます

 

コントローラーのスティックの場合、感度などである程度は早く動かしたりはできますが、マウスほど自在にスピード調整はできません。
スティックの操作性をカスタマイズするのには限界がありますが、マウスの場合マウスパッド上でいくらでも自由に動かせます
感度調整などで簡単に自分に合った細かい調整までやれます。

 

遠距離でも正確な操作をしたい人は感度低めで大きなマウスパッドを使う人が多いです。
大きなマウスパッドの上で大きくマウスを動かすことでミリ単位の細かなエイム操作もできます。

もちろん高感度でスピードを追及する人もいたりこの辺は自在に好みによって細かく変えられます。
マウスやマウスパッドの種類も豊富なのでかなり自由が利きます。

 

また、スティックと違いかなり直感的にマウスを動かせるのも大きいです。
微妙な位置にもマウスならカーソルをすばやく持って行けます。

 

 



 

続いてはキーボード

 

キーボードは圧倒的なボタン数があるので、同時に様々な操作ができます
無数にある色んなキーを瞬間的に押して色んな動作が可能です。

 

例えばアイテムがあるとします。
数字の1~9までそれぞれのアイテムに割り振れば、いちいち持ち替えなくてもキーを押すだけですぐ使えます。
1がグレネード、2がスモーク、3がスタングレネード、4が回復アイテム、5がブーストアイテムのように配置していれば瞬時に狙った行動ができるというわけです。
ただキーを押すだけです。

これだけで操作スピードがぜんぜん違います。
より人間の反応に近い速度で操作できるのでゲーム性も良くなってくるのです。
思ったときに思ったことができる。
これがボタン数の多いキーボードの最大の強みです。

 

しゃがむはC、伏せるはX、ジャンプはスペース、よじ登るはN、マップを開くはM、ダッシュはスペース、ゆっくり歩くはCTRL・・・・

このようにありとあらゆる動作が押すだけでできてきます。

CTRL+Nはチャット音をミュート、ALT+Bはマスター音をミュートなど組み合わせは自由自在
一方、コントローラーにここまで細かい割り振りは不可能です。

 

要するに、ボタンの多いキーボードを使うことで複雑な動作ができるようになり、
より自由な動きができるようになるのです。

 

つまり、同じゲームをコントローラーとマウス&キーボードでやった場合、
勝負にならないくらいマウス&キーボードが操作性が良いのです。

そのためFortniteなどのゲームではなるべくPC勢と家庭用ゲーム機勢が混ざらないようにマッチングしています。
(もちろん格闘ゲームみたいな例外はあります。)

※PCと家庭用ではグラフィックや画質でもかなり差があります。
PC版に家庭用版で勝つには相当な実力差がないと難しいでしょう。
PC版のきれいなグラフィックなら遠くからでもきれいに敵が見えます。

 

 



 

 

2. どうやったらマウス&キーボード操作に慣れるか

 

 

操作に慣れない人の気持ちは大変よくわかります。

 

ボタンの数は多いし、マウスは自由に動きすぎて逆に戸惑います。

 

キーボード操作はほとんど全部の指を使うので、慣れてないと一部の指が疲れたりします。
特にキーボードを操作する左手の指がうまく使えないことが多いでしょう。

 

そこで始めたばかりでうまくいかない人へのポイントをまとめてみようと思います。

 



1.慣れない左手の負担を減らす

2.マウスのサイドボタンとホイールを活用する

3.マウス感度は1000前後からはじめてみる

4.マウスパッドは大きめから

 


 

1.慣れない左手の負担を減らす

 

左手で多くのキーを押すことになると、最初のうちは指が慣れていないのでやりにくかったり反応が遅れたりします。

特に左手の薬指と小指で操作をするのが苦手な人が多いです。
デフォルト(最初の設定)では小指や薬指によく使う行動が配置されていることが多いので、x
他の指や右手のマウスのサイドキーなどに分けることで負担を減らすことができます。

中指や人差し指は普段でもよく使う指なので、できればこっちの指たちに多く動いてもらうほうが最初は楽でしょう。

 


WASDが⇧⇦⇩⇨の配置になっていて、ここを中心に様々なキーが設定されています。

 

小指と薬指にはよく使う動作がけっこうあります。

 

小指はPUBGの場合以下の通り。

Tabがアイテムを見るインベントリ、Shiftがダッシュ、Ctrlがゆっくり歩く(足音を抑える)。
これらはゲーム中かなり使用頻度が高く、小指はかなり動くことになります。

わたしは一番下にあって押しにくいCtrlをマウスのサイドキーに移しています。

 

薬指は指の中でも特に筋力と可動域があまりないので、使うのに慣れていないと指がなかなかついていきませんし疲れやすいです。
薬指で押す初期設定は以下の通り。

 

Qはリーン(体を傾ける)で撃ち合いのときに使いますし、Aは左なのでかなり頻繁に使います。

1はメインウェポンに切り替えるに設定しているのでこれもまたよく使います。

Zは床に伏せるなので、薬指はボタン数以上に実はよく動くので初心者はかなり疲れやすい指なのです。

 

わたしは一番押しにくく頻度の高いZをVに移動して薬指をなるべく使わないようにして負担を減らしています。

 



 

2.マウスのサイドボタンとホイールを活用する

 

1でも少し書きましたが、頻度の高いキーをマウス側に配置するとかなり左手の負担を減らすことができます。

PUBGでもっとも頻度が高いキーはFのアクションキーです。
アクションキーはドアの開け閉め、アイテムを拾う、車の乗り降り、味方の蘇生など本当によく使います。
また、初期設定ではFになっているので、慣れないうちは右移動のDと近いために間違って押してしまいます。

 

特に車を運転中に間違ってFを触ってしまうのは初心者あるあるでしょう。
これで車から落下してデスしてしまう人はけっこう多いです。
こういう誤作動を防ぐためや左手の負担を減らす意味も込めてマウスに割り振るのも手です。

マウスにはスクロールの動きを担っているホイールがあります。
ほとんどのマウスのホイールには押し込む動きをキーとして使えるようになっているので、ここもキーを割り振ることができます。

 

元々スペースキーがジャンプ&パルクールなので、このうちパルクールをホイール押し込みに移してスペースをジャンプのみにしました。
こうすることでジャンプしたいのにパルクールしてしまったり、逆にパルクールしたいのにジャンプするなどの意図しないムーブを防ぐことにもなります。
パルクールとジャンプは別のキーにそれぞれ配置するのが良いです。

※ちなみに武器をマウスホイールのスクロールで切り替えるとこれもまた誤作動を起こしやすいので、わたしは最初からスクロールでの切り替えを切っています。
やはりピタッと止めるのが非常に難しいのが理由です。

武器の切り替えは数字に割り振っておくほうが安定しますのでそっちがおすすめです。

 

1でも書きましたが、押しにくいCtrlもマウスの余っているサイドキーに移しています。
このように、手の動きに無理が出やすかったりするキーを変えることで操作性を向上できるのです。
こういうちょっとしたことが操作するときのストレスにもなるので意外と大きいですね。

 


3.マウス感度は1000前後からはじめてみる

 

マウス感度が高すぎるとカーソルが動きすぎて的が定まりにくい人が多いかと思います。
かと言って今度は低くするとマウスを大きく動かさないといけませんから、操作に慣れていない人は疲れる事でしょう。

そこで、最初は900~1200くらいのマウスDPI(マウス感度)にして、ゲーム内で設定できる感度で調整してみるのが良いかと思います。
ある程度DPIが高いほうがマウスがカクつきにくい傾向があるので、DPIがある程度あってゲーム内感度を下げていく設定のほうが動かしやすいです。

海外プロゲーマーではDPIを1600以上にしてゲーム内感度を思いっきり下げる人もいますが、PC負担が高くなってしまうこともあるようです。
900~1200くらいから最初は様子を見ながらやっていくのが無難かと思います。

 

ただし、感度は人の個性や好みがかなり強く出てくると思います。
プレースタイルでも、マウスの形や重さでも感度の合う合わないが変わってきます。

 

思いっきり低感度(ローセンシ)が良い人や、逆に高感度(ハイセンシ)が良い人もいます。はたまた中間感度(ミドルセンシ)がはまる人もいるのです。
こればっかりは自分でやっていく中で調整してみなくてはわかりません。
立ち回りで合う合わないも出てきます。
あくまでも最初はこの辺が無難ですよってことですね。

 

一応おすすめモデルも紹介します。
個人差があるのでかならずしもこの通りになるとは限りませんが、目安として参考にしてもらえればと思います。

 

ハイセンシモデルならこのマウス。

設定できるキーが最大12個なのでマウスにたくさん割り振ってキーボード側の負担をかなり減らすことができます。
やや大型で重さもあるモデルなので、あまりマウスを動かしたくない人にはばっちり。
サイズと重さがあるので止めるのが重要なハイセンシユーザーにはピッタリです。

PGI(ドイツで開催された世界大会)日本代表のCrestGaming Xanado のエースRio選手が愛用していることで有名。


ミドルセンシ
はこの二つ



どちらもそこそこサイズがあり、重さも軽いほうなのでスピードとバランスを両立させやすいです。
グリップ感のしっかりした形状と作りになっているので安定感もあります。

Razer DeathAdder Eliteのほうが高さがあって手の平の形にフィットしたグリップがあるタイプ。
RIVAL310はよりフラットで色んな持ち方がやりやすいです。
どちらも数多くのプロゲーマーの愛用者がいますので、迷ったらこれ!

 

ローセンシはこの2つ


2つとも非常に軽量で小型。
激しく動かすことの多いローセンシにはまさにうってつけのモデルです。
エイムがなかなか安定しない人はローセンシにして大きく動かすと良くなることが多く、悩んでいる人は一度やってみる価値があると思います。
プロでもエイムを安定させる意味でローセンシは多いです。
その代わり広いマウスパッドが必要になるりますし、マウスを大きく動かすことになるので運動量は増えます。

SENSEI310はボタン数も多く左右対称なので左利きの人にもおすすめです。
最多キル賞常連の日本屈指のアタッカーSunsiter のCrazySam選手の愛用モデルとして知られています。

PRO G-PPD-001 は紹介している最も小型で最軽量。
無駄を削ぎ落したマウスなのでお値段も比較的抑えめ。

海外のスタープロ選手がロジクールに特別に作ってもらった高速マウスなので性能もかなり優秀です。

 

 

 

4.マウスパッドは大きめから

 

 

マウスを使うからにはマウスパッドを用意したほうがマウス操作は安定します。

マウスパッドは何でもよいと思っている人も多いかと思いますが、実はけっこう大事です。
すべりが悪いマウスパッドだとピタッと止まってくれませんし、逆に止まりが悪いパッドだと今度は安定してくれません。
しっかりとしたマウスパッドを選びましょう。
わたしも安い無名のゲーミングパッドからちゃんとしたのに移って違いにビックリしました。

はじめたばかりの人は感度が高いほうがいいのか低いほうがいいのかわからないと思います。
そこでマウスパッドもどっちでも対応できるように大き目を用意しておくのが無難です。

 

何使ったらいいの?って人は価格も良心的で大きなSteelSeriesの下のがおすすめ。
大は小を兼ねるですし、小さくてもいい場合はカットすれば問題なく使えます。

ちょっと値段出してもいいなって人はこっちもおすすめです。
プロでも多数使用しているBenQ ZOWIE の大きなサイズの人気モデルです。

 

 

いかがだったでしょうか。

最初はどのプレイヤーも慣れるまでに時間がかかります。
普通は30時間くらい使うとある程度は動かせるようになります。

実は家庭用ゲーム機のどのコントローラーでも発売当初はこのくらいかかるそうです。
PSのジョイスティックが登場したときも、Switchのジャイロコントローラーが出て来たときもみんなこのくらいはかかっているのです。

やっぱりうまくいかない!って思う人は本当にちょっとだけ使ってこう思いがちです。
そこは昔を振り返ってみましょう。



ジョイスティックの人は十字キーから、ジャイロの人はスティック操作から進化してきたと思います。
マウス&キーボードはすべてのコントローラーの上位互換と言われています。

より上の操作を目指そうと思ったらほんの少し練習すればすぐ慣れます。
諦める前にポイントを押さえてぜひ練習してもらえたらと思います。
その先に素晴らしいゲーム体験が待っているんです。

 

PCゲームはタイトルも非常に多く、プレイヤーは世界中にいるので対戦相手に事欠きません。
グラフィックも家庭用ゲームではなかなか出せないようなものもたくさんあります。

今後10年でPCゲームのほうが人口が上になるとも言われています。
すでに欧米ではこの流れが加速しています。

もちろん家庭用ゲーム機も大変すばらしいと思いますし、否定するわけではありません。
それぞれ良さがあります。
しかしながら、やはりやり込みゲームや競技性の高いゲームという点ではPCゲームに分があります。
ぜひマウス&キーボード操作になれて素晴らしいゲームの世界に飛び込んでもらいたいものです。